理想の保育を目指し、少しでも子育てのお手伝いが出来ればという思いで、柴田幼児教室をスタートして、
おかげさまで、今年で33年目を迎えることが出来ました。
日々の積み重ねや努力によって、質の高い保育・充実した保育になってきました!!
室長の簡単な経歴や、子育てに対する思いを紹介させていただきます。
柴田幼児教室室長 柴田よしゑ
<経歴>
名古屋市内の幼稚園に15年間、保育園に1年間勤務し、主任教諭も8年間務める。
平成元年、大垣の地に、情操教育で健やかに子供たちが伸びていく「柴田幼児教室」を設立する。
日々、小さな子供たちと保育の中で関わり、放課後は情操教育の一環で幼児・小学生の絵画教室を開催している。
大きい子も小さい子も、一人一人の子供の成長ぶりに、日々感動の連続です。
子育ての本「お母さん子供の心の声が聞こえますか」「お母さんちょっと待ててね!!」を出版し、講演活動とともに子育て講座も開催する。
<挨拶>
どんな時も、子ども達の健やかな成長を応援し、愛情を持って寄り添っていこうという思いは、持ち続けています。
今、新型コロナで、気づかされる事・感じる事も沢山ありますが、”何気ない、子ども達との日々の触れ合い”が、より幸せで素晴らしい事に思えます。
どの人も、先がみえてこない不安はあると思いますが、今をやはり大切に・・・
親子での今の時間を大事にして、一緒に考えたり、気付いたり、楽しい時間を持つ工夫もできるといいなと思います!!
子ども達が大きくなった時、きっと今の”親子のかけがえのない時間・ひと時”を思い出す事でしょうね!!
子ども達の未来が、明るく希望に満ちたものになるよう頑張っていきます。
室長の言葉
”三つ子の魂百まで”と言いますが、時代が変わっても・・・やはり人格形成をしていく基本となる3歳までは、じっくり我が子を見守って愛情を注いであげることは、大切ですね!!
幼児教室では、お母様方と共に一人一人の目に見えない心を育んでいくことを、大切にしています!!
そして、”当たり前の事”ができるようにしていきます。
人が愛情を持って、心を寄せて関わってこそ、心が豊かに育っていきます!!
そして、”自己肯定感”の持てる子に育っていきます。
この時代、いろんなことが便利になっている気がしますが・・・周りの環境が、子育ても安易に楽な方へ流されている気がしますが・・・少し立ち止まって考えてみる時代に入っている気がします!!
周りの人たちが、”少子化”という言葉にあまり振り回させることなく、”子ども達が育つのに何が大切か”・・・いろんな立場で、みんなでそれぞれじっくり考えていけるといいですね!!
お父さん、お母さん・・・おじいちゃん、おばあちゃん・・・そして、みんなで、幼児教室では子どもたちを温かく、ゆっくり・ゆったり見守っていきたいと思っています!!
二人の母として子育てを振り返ってみて
我が子も大きくなり、時々フッと幼かった頃の子供たちの姿を思い浮かべる時があります。
一緒にプールや海で泳いだことや子供の駆け回っていた姿や嬉しそうに笑った時の表情・小さな手のぬくもり等が、生き生き甦ってきます。
どの子もだんだん親離れしてゆき寂しい気もしますが、子育ての原点は、子供が自立してゆく為に、親が人間として何が大切かを教え、自分で考えて行動し自分で責任が持てるよう育てていくことではなかったでしょうか。
今までを振り返ってみると、子供を一生懸命に育てる中で、親として、人間として、随分自分が育てられたような気がします。
そして、今も我が子と関わりながら、自分育ちが続いています。
核家族の中で、名古屋で幼稚園教諭をしながら、子供たちが病気になると心配し、ハラハラの子育てでした。
でも、今から思うと、二人ともあまり病気をせず丈夫な方でした。夫も、よく子育てに参加して、助けてくれました。
一緒に子供のことを心配したり、見守ったりしてくれる人がいるということは、とても幸せなことだなと思いました。
それは、どの人でもいいと思うのですが。
今、一番感じていることは、母親も父親も我が子と共に自分育ちをしていかないと、我が子が思春期の大変な時に見守り、育てていくことが難しくなるのではという事です。
母性・父性は、子供の世話をしながら、子供と関わっていく中で芽生え、培われていくものだと思います。
子供が小さければ小さいほど、人間として教えていくことも多くスキンシップも必要です。
関わる時間も、“量より質”では、はかれないところもあるような気がします。温かでゆったりとした愛情で、お母さんのパワーが子供の心に送られ、心が安定した子になります。
心が安定すれば、自己コントロールも上手になり、すぐにキレたりしません。また、頑張る力も湧いてきます。
親子のスキンシップ・言葉と言葉のキャッチボール・温かい眼差し・美しい自然・人と人との関わりが、子供の情緒も育てていきます。
今、“子育て支援”が叫ばれており、とてもいい事だと思いますが、一時的に手を差し伸べるのではなく、親も育っていく支援が大切かと思います。
子育ては、いろんな人々に親も助けてもらいながら、我が子をしっかりと育ててゆくという姿勢を忘れてはいけないのではないでしょうか!!